はじめに
焚き火台は「高いものほど良い」と思われがちですが、実際のキャンプで効いてくるのは価格よりサイズが人数に合っているかです。新潟・三条の老舗メーカー、キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)は、この「ちょうどいいサイズ」を2,000円台から用意しているのが最大の強み。ソロ用のB6型から3〜4人向けのヘキサLサイズまで、同じ設計思想でサイズ違いがそろっているため、人数から素直に選べます。しかも多くのモデルが焚き火台・BBQコンロ・ダッチオーブン台の1台2〜3役をこなし、最初の一台にも買い増しにも向きます。この記事では、レビュー実績のあるキャプテンスタッグの焚き火台5モデルを人数・サイズ・使い方で比較し、自分のスタイルに合う一台の選び方を解説します。
キャプテンスタッグの焚き火台の選び方:失敗しない4つのポイント
ポイント1:人数から逆算してサイズを選ぶ
もっとも大事なのが人数です。キャプテンスタッグの焚き火台は、ソロなら1〜2人向けのB6型・ソロライトグリル、デュオ〜3人ならB5型やヘキサMサイズ、3〜4人のファミリーならヘキサLサイズという対応が明快。小さすぎると薪が入らず火の管理に追われ、大きすぎると薪を無駄に消費して撤収も重くなります。「いつも何人で焚き火を囲むか」を先に決めれば、候補はほぼ2つ程度まで絞れます。
ポイント2:シリーズで選ぶ(ヘキサファイアグリル/カマドスマートグリル)
主力は2シリーズです。ヘキサステンレスファイアグリルは六角形の器状で、焚き火・BBQ・ダッチオーブン台の1台3役をこなす王道モデル。安定感があり、家族での使用に向きます。カマドスマートグリルは板を組み合わせる箱型で、折りたたむとB5・B6サイズのノートほどに薄くなるのが特徴。3段階の高さ調節ができ、ソロ〜デュオの機動力重視な使い方に合います。「安定と汎用性のヘキサ」「薄さと機動力のカマド」と覚えると選びやすくなります。
ポイント3:収納サイズと重量で選ぶ
車で行くのか、バイクや徒歩で行くのかで最適解は変わります。オートキャンプ中心なら多少かさばってもヘキサシリーズの安定感が快適。バイク・徒歩・ツーリングなら、B6型やソロライトグリルのように薄く畳めるモデルが有利です。とくにカマドスマートグリルB6型は実勢2,000円台前半と、価格・サイズの両面で「サブの一台」として買い足しやすいのが魅力。メインとサブで2台持ちする使い方も現実的です。
ポイント4:オプションで拡張できるかを見る
キャプテンスタッグの隠れた強みが、オプションの豊富さです。カマドスマートグリルには専用のマルチパネル(風防)やゴトク、グリルプレートが別売りで用意され、あとから調理の幅を広げられます。ヘキサシリーズにも専用の底板や網が揃います。本体を安く買って、必要になった装備だけ買い足すという進め方ができるので、最初から全部そろえる必要がありません。
焚き火まわりの装備は、焚き火シートや焚き火用グローブ、火ばさみもあわせて用意しておくと安心です。ほかのブランドと比較したい方は、コールマンの焚き火台、ロゴスの焚き火台、ユニフレームのファイアグリルもぜひご覧ください。
キャプテンスタッグの焚き火台おすすめ5選【2026年最新】
第1位:ヘキサ ステンレス ファイアグリル L(3-4人用) M-6500(レビュー最多の王道)
キャプテンスタッグ ヘキサ ステンレス ファイアグリル L(3-4人用) M-6500
3〜4人向けの定番ヘキサファイアグリル。焚き火・BBQ・ダッチオーブン台の1台3役をこなし、レビュー108件と実績豊富。ファミリーキャンプのメイン焚き火台として選ばれ続ける王道モデル。
キャプテンスタッグの焚き火台といえばこれ、というヘキサ ステンレス ファイアグリルのLサイズ(M-6500)。3〜4人での焚き火を想定した六角形の器状デザインで、焚き火・BBQ・ダッチオーブン台の1台3役をこなします。レビュー108件・★4.42と、本記事で最も実績が厚いモデルです。
六角形の器は薪を入れやすく、燃えた薪が外に転がりにくいのが実用上の利点。ステンレス製で錆びにくく、収納袋も付属するため片づけもスムーズです。実勢7,310円前後と本記事では最上位の価格ですが、ファミリーのメイン焚き火台として長く使う前提なら十分に見合います。「家族で焚き火を囲みたい」「1台でBBQもダッチオーブンもこなしたい」という方におすすめの王道です。
向いている人: 3〜4人のファミリーキャンプ、BBQもダッチオーブンも1台で済ませたい方、実績重視の方
第2位:カマド スマートグリル B5型(3段調節) UG-42(薄く畳める万能型)
キャプテンスタッグ カマド スマートグリル B5型(3段調節) UG-42
折りたたむとB5サイズになる箱型焚き火台。3段階の高さ調節で炭火から焚き火まで対応し、実勢2,886円と手頃。デュオ〜3人での使い勝手と携行性のバランスに優れた人気モデル。
板を組み合わせる箱型構造で、折りたたむとB5サイズのノートほどに薄くなるカマド スマートグリル B5型。本記事の5モデルで最も評価が高く(★4.64)、実勢2,886円という価格を考えると驚くほどのコスパです。
魅力は3段階の高さ調節。網の高さを変えることで、強火で焼く・じっくり火を通す・焚き火として楽しむ、と使い方を切り替えられます。デュオ〜3人程度の焚き火や、ちょっとしたBBQにちょうどよいサイズ感。専用のマルチパネル(風防)やグリルプレートといったオプションも別売りで用意されており、後から拡張できるのも安心です。「1台で焚き火もBBQもこなし、収納は薄くしたい」という方に最適な万能型です。
向いている人: デュオ〜3人のキャンプ、収納の薄さを重視する方、コスパ重視で最初の一台を選ぶ方
第3位:ヘキサ ステンレス ファイアグリル M(2-3人用) M-6498(ソロ〜デュオの王道)
キャプテンスタッグ ヘキサ ステンレス ファイアグリル M(2-3人用) M-6498
ヘキサファイアグリルの2〜3人向けMサイズ。Lサイズと同じ設計思想のまま一回り小さく、実勢4,558円と価格も抑えめ。ソロ〜デュオで王道の使い勝手を求める方に好適な一台。
第1位のLサイズを一回り小さくした、2〜3人向けのMサイズ(M-6498)。六角形の器状という王道の使い勝手はそのままに、実勢4,558円と価格も収納サイズも抑えられているのがこのモデルの立ち位置です。レビュー40件・★4.53と評価も安定しています。
「ファミリーではないけれど、カマドB5型では少し物足りない」というソロ〜デュオ層にちょうど収まるサイズ感。薪を折らずに入れやすく、燃えた薪が転がりにくいヘキサ形状の良さは、Lサイズと共通です。将来家族が増えてLサイズへ移る場合も、Mサイズはソロ用のサブとして残せます。「王道の形で、少人数向けサイズが欲しい」という方におすすめです。
向いている人: ソロ〜デュオ中心の方、ヘキサ形状の使い勝手が欲しい方、Lサイズは大きすぎると感じる方
第4位:カマド スマートグリル B6型(3段調節) UG-43(本記事の最安・ソロ向け)
キャプテンスタッグ カマド スマートグリル B6型3段調節 UG-43
B5型を一回り小さくしたソロ向けモデル。実勢2,170円と本記事の最安で、折りたたむとB6サイズに。バイクや徒歩キャンプ、サブの焚き火台として買い足しやすい一台。
B5型を一回り小さくした、ソロ特化のカマド スマートグリル B6型。実勢2,170円と本記事の最安ながら、3段階の高さ調節という中身はB5型と同じという、コスパの塊のようなモデルです。
折りたたむとB6サイズ(文庫本よりやや大きい程度)まで薄くなるため、バイクのサイドバッグや小さめのコンテナにも収まります。ソロでの焚き火や、一人分の肉を焼くくらいなら十分な火床。価格が価格なので、「メインの焚き火台はすでにあるが、身軽に出かける日のサブが欲しい」という買い足しにも向きます。B6サイズ用のマルチパネルやゴトクといったオプションも別売りで用意されています。
向いている人: ソロキャンパー、バイク・徒歩キャンプの方、サブの焚き火台を安く買い足したい方
第5位:焚火台 ソロライトグリル UG-0093(軽量・薄型のソロ専用設計)
キャプテンスタッグ 焚火台 ソロライトグリル UG-0093 ステンレス製 収納バッグ付き
ソロ専用に設計された軽量・薄型の焚き火台。ステンレス製で収納バッグとゴトクが付属し、実勢4,980円。カマドB6型より火床に余裕があり、ソロで焚き火をじっくり楽しみたい方に好適。
ソロキャンプ専用に設計された、軽量・薄型のソロライトグリル UG-0093。カマドB6型より火床に余裕がありながら、薄く畳めて軽いという、ソロの「焚き火を眺める時間」に振り切ったモデルです。ステンレス製で収納バッグとゴトクが付属し、届いたその日から使えます。
カマドシリーズが「箱型で調理寄り」なのに対し、こちらは焚き火そのものを楽しむ設計。薪をくべて炎を眺めるスタイルに合います。実勢4,980円と最安のB6型より高めですが、そのぶん火床の広さと組み立ての手軽さで差がつきます。レビュー件数はまだ7件と少なめですが★4.57と評価は高め。「ソロで焚き火を主役にしたい」という方におすすめです。
向いている人: ソロで焚き火をじっくり楽しみたい方、軽さと火床の広さを両立したい方
5製品スペック比較表
キャプテンスタッグの焚き火台5モデルを、対応人数・シリーズ・特徴・価格・評価で一覧にしました。まず「何人で囲むか」で行を絞ってください。
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| 商品名 | 対応人数の目安 | シリーズ | 特徴 | 価格 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|
| ヘキサ ステンレス ファイアグリル L(3-4人用) M-6500 | 3〜4人 | ヘキサ | 1台3役・器状で安定 | 7,300円台 | ★4.42(108件) |
| カマド スマートグリル B5型(3段調節) UG-42 | 2〜3人 | カマド | B5サイズに収納・3段調節 | 2,800円台 | ★4.64(28件) |
| ヘキサ ステンレス ファイアグリル M(2-3人用) M-6498 | 2〜3人 | ヘキサ | Lの一回り小型版 | 4,500円台 | ★4.53(40件) |
| カマド スマートグリル B6型3段調節 UG-43 | 1〜2人 | カマド | 最安・B6サイズに収納 | 2,100円台 | ★4.58(12件) |
| 焚火台 ソロライトグリル UG-0093 | 1人 | ソロライト | 軽量薄型・ゴトク付属 | 4,900円台 | ★4.57(7件) |
※価格・評価は執筆時点の参考値です。セールやクーポン、仕様変更で実売価格が変動する場合があります。
あると便利な関連アイテム(本体とは別売り)
カマド スマートグリルには、後から買い足せる専用オプションが用意されています。なかでも使用頻度が高いのがマルチパネル(B5型用 UG-2030/B6型用 UG-2015)で、火床の側面に立てて風防として使えます。風のある日に炭や薪の火が流されにくくなり、火力が安定するのが利点です。ほかにゴトクやグリルプレート(鉄板)も別売りで揃い、調理の幅を広げられます。
いずれも本体とは別のアイテムなので、まず本体だけを買って使ってみて、「風で火が安定しない」「鉄板料理もしたい」と感じてから追加するのが無駄のない進め方です。
お手入れ・使い方Tips
使用後は灰を完全に落としてから収納する: 灰は湿気を吸って錆の原因になります。焚き火が完全に冷えたら灰を捨て、金属ブラシやスクレーパーで焼けカスを落としてから収納袋へ。特にステンレスは表面に灰が残ると変色しやすいので、毎回の灰落としを習慣にすると見た目も長持ちします。
焚き火シートを必ず併用して地面を守る: キャプテンスタッグの焚き火台は脚が短めのモデルもあり、直火禁止のサイトでは地面への熱ダメージが問題になります。焚き火台の下に耐熱シートを敷けば、芝や地面を守れてマナー面でも安心。撤収時に飛び散った炭を回収しやすくなるという副次的なメリットもあります。
カマドシリーズは組み立て順を覚えておく: 板を組み合わせる構造のため、初回は現地で戸惑いがちです。自宅で一度組み立てと収納を練習しておくと、暗くなってからの設営でも手が止まりません。部品点数が少ないので、一度覚えれば1〜2分で組めるようになります。
熱による変形・変色は「消耗」と割り切る: 高温の焚き火を繰り返すと、ステンレスでも多少の反りや焼け色は出ます。これは強度に関わらない範囲であれば正常な変化です。気にしすぎて火力を絞るより、消耗品と割り切って使い、明らかに歪んで組み立てられなくなった時点で買い替えるほうが合理的です。
大きすぎる薪は事前に割る/短く買う: 焚き火台のサイズに対して薪が長いと、はみ出した部分が燃えて危険ですし、火の管理も難しくなります。B6型やB5型のような小型モデルを使う場合は、ホームセンターで短い薪を選ぶか、ナタや手斧で割ってから使うと安全に扱えます。
よくある質問
Q. ヘキサファイアグリルとカマドスマートグリルの違いは?
A. 形状と得意分野が異なります。ヘキサは六角形の器状で、薪が転がりにくく安定感があり、焚き火・BBQ・ダッチオーブン台の1台3役に対応します。カマドは板を組み合わせる箱型で、折りたたむとB5・B6サイズまで薄くなるのが最大の利点。安定と汎用性ならヘキサ、収納の薄さと機動力ならカマドという住み分けです。
Q. ソロキャンプにはどのモデルが向いていますか?
A. 携行性最優先ならカマド スマートグリル B6型(実勢2,170円前後)、焚き火をじっくり楽しみたいならソロライトグリル UG-0093(実勢4,980円前後)です。B6型は文庫本よりやや大きい程度まで畳め、バイクのサイドバッグにも収まります。ソロライトグリルは火床に余裕があり、薪をくべて炎を眺める使い方に向きます。
Q. なぜキャプテンスタッグの焚き火台は安いのですか?
A. 新潟・三条で自社企画・生産を行う老舗メーカーで、金属加工の産地基盤を活かして必要十分な仕様に絞っているためです。板厚や仕上げは高価格帯モデルに譲る部分もありますが、レビュー評価は★4.4前後で安定しており、実用面で困る場面は多くありません。初めての焚き火台やサブ機として選ばれる理由がここにあります。
Q. 焚き火台の寿命はどのくらいですか?
A. 使用頻度と手入れ次第ですが、月1〜2回の使用で3〜5年が一つの目安です。寿命を決めるのは主に、灰を残したままの保管による錆と、高温による反り・変形。使用後に灰を落として乾いた状態で保管する習慣があれば、価格帯にかかわらず寿命は確実に延びます。歪んで組み立てられなくなったら交換時期です。
Q. BBQコンロとしても使えますか?
A. 本記事の5モデルはいずれも網が付属または対応しており、BBQコンロとして使えます。ヘキサシリーズは1台2〜3役をうたい、ダッチオーブンを載せることも想定した設計。カマドシリーズは3段階の高さ調節で火加減を変えられるため、炭火焼きにも向きます。別売りのグリルプレート(鉄板)を追加すれば、焼きそばや鉄板料理にも対応できます。
まとめ:キャプテンスタッグの焚き火台の用途別おすすめ一覧
| 優先したいこと | おすすめモデル | 価格帯 |
|---|---|---|
| 3〜4人のファミリーで囲みたい | ヘキサ ステンレス ファイアグリル L(3-4人用) M-6500 | 7,300円台 |
| 収納の薄さとコスパを両立したい | カマド スマートグリル B5型(3段調節) UG-42 | 2,800円台 |
| 2〜3人で王道の使い勝手が欲しい | ヘキサ ステンレス ファイアグリル M(2-3人用) M-6498 | 4,500円台 |
| とにかく安く・小さく持ち歩きたい | カマド スマートグリル B6型3段調節 UG-43 | 2,100円台 |
| ソロで焚き火を主役にしたい | 焚火台 ソロライトグリル UG-0093 | 4,900円台 |
キャプテンスタッグの焚き火台を選ぶうえで、迷いを最短で断ち切る質問はひとつだけです。「いつも何人で焚き火を囲みますか?」
3〜4人ならヘキサL、2〜3人ならヘキサMかカマドB5型、1〜2人ならカマドB6型かソロライトグリル。この対応さえ押さえれば、あとは「収納の薄さを取るか(カマド)、器状の安定感を取るか(ヘキサ)」の二択に絞られます。
価格は2,100〜7,300円台と幅がありますが、いずれも他ブランドの同クラスより手頃です。最初から高価なモデルを選ばず、まず手頃なモデルで焚き火の頻度やスタイルを見極め、必要になったらマルチパネルやグリルプレートを買い足す──この進め方ができるのが、オプションの豊富なキャプテンスタッグならではの利点です。あわせて焚き火シートと耐熱グローブを用意しておけば、初回から安全に焚き火を楽しめます。



